内省の資質って実生活に何の役に立つのだろうか?
こんにちは。
本日はストレングスファインダーで、内省の資質が出てきてしまった人に向けて記事を書いていきたいと思います。
そもそも内省の資質を持った人とは、どのような人なのかと言うと、
単純に考える事が好きな人のようです。
私はとにかく考えるだけで特に何か行動に起こしたり、
誰かにその内容について話すことはしません。
ただ考えるだけです。
ストレングスファインダーで、最上思考とか、責任思考・競争性・コミュニケーションが出てくるとサラリーマン社会で非常に生きやすいのかな?と思ったりします。
私はIT企業のカスタマーサポートで仕事をしていますが、
内省の気質を持っていると辛いと感じる事が多々あります。
それは相手から言われたことに対して深く考え、細部まで自動的に処理してしまう事があるからです。
例えば、わからないことを上司に相談した時に、相手も忙しく、イライラとした口調で話をされたりするとします。
イライラされるのが嫌な私は、話かけるベストなタイミングを観察し、分析した上で上司に話かけるようにします。
どこを観察して、深く考え分析するのかというと、
どのような案件であればすぐに聞いても良いか?
逆に少し時間に余裕を持って確認しても良い内容はどれか、
上司の反応を見て振り分けを行います。
ちなみに上司のイライラは、話し方や、手つき、目つき、また困ったことに空気でも感じ取ってしまいます。
最近気づいたことなのですが、イライラしている人の空気に当たってしまうと、息をすることすら困難になってしまい、その余韻も残っているため、非常に大きなダメージを受けてしまいます。
その中で仕事をしていると、重労働をしている訳でもないのに、朝起き上がるのがきつくなるほど疲労感が残ってしまいます。
ここまでダメージを受けてしまうので、とにかく危険を避けようと、
受け取った情報から深く考え、次に同じような目に合わないように分析するのです。
私にとって内省の気質は、同じダメージを繰り返さないための防御策として役に立っているようです。
しかしながら、どんなに防御策を考え実践したとしても、長時間プレッシャーのかかる空間にいるのは限界があります。
気をつけていてもミスを起こしてしまった場合、その時には内省によって作り出した防御策も役には立ちません。
しかもミスを起こした事で、その内容についても延々と内省してしまうため、ダメージを二重に受けてしまう事があります。
ここまで書いていくと、やはりプレッシャーを感じ、それがストレスになってしまう環境と内省の気質は相性が最悪なようです。
私のように防御のために内省を使ってしまっている人は、本来の良い面である、
深く考えることを楽しめることに使い道を変えていくことをおすすめします。
そのためには、自身にとって辛いと感じてしまうような、嫌なプレッシャーやストレスがかかる場所は避ける事を、良い事とプラスに考える必要があります。
プレッシャーに強く、深く考え込まない人もたくさん世の中にはいます。
実際に、私の勤務先にはそのような気質の人が多いです。
そう言った種類の人が多く所属している会社には、自分は合わないと考え、そこにいるのが辛いのであれば、場所を変えていくべきです。
自分のために深く考えることを楽しむのも、私は趣味の一種と考えていますので、
心が健康でないと、最悪それ自体もできなくなってしまいます。
深く考える事が楽しめる「内省」を是非生かして、守りではなく、攻めに使い、人生を豊に生きていくことに使っていけたら良いと思います。